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クラッシュバンディクーやってたらトラウマが蘇った

これクラッシュバンディクーは全然悪くないので誤解しないでください。ただ単にクラッシュバンディクーが僕の記憶の引き金になっただけで普通に名作だと思います。パニックになって途中でやめたけど。

最近のゲームは買うお金がないのでゲームアーカイブスで昔のゲームを見ていたら、FFや聖剣伝説に混じってクラッシュバンディクーがランクインしていました。ダメな小説家が高嶺の花の女優の買い物に付き合ってる時みたいにクラッシュが両腕を広げて駆け抜けてるジャケットを見て一旦スルーしたんですけど、ランクインしてる他の作品は大体やったことがあったので購入しました。

シンプルな操作性にテンポのいいアクションが快適でハマり始めた矢先、何かが引っかかりました。あれ?これ見たことあるぞ。なんかこういうの知ってるぞ。何か記憶の奥底に開けちゃいけないやつあるぞ。校庭に乱入した落書きされてる犬のような眉毛を揺らしながらこっちを見ているクラッシュを尻目に、僕は記憶の糸をたぐっていきました。

あー、思い出したわ。あー...うん。あー...とりあえずクラッシュバンディクーはもういいや。ありがとうございました。

僕の実家は二戸建てになっていて、昔いた隣人と壁では仕切られてたんですけど、庭から双方に行き来できるような構造でした。そのお隣さんとは家族ぐるみの付き合いをしていて、当時子供だった僕はよく遊んでもらってました。向こうの家庭は3人家族でご両親と娘さんがいたんですけど、なかなかこの娘さんとは遊んでもらえませんでした。構ってくれるのはいつも親御さんで、娘さんはたまに顔を出すくらいでした。それでまあ引かないでほしいんですけど僕は娘さんと遊びたかったんですね。年上の大人びたお姉さんと遊びたかったんですね。子供なので仲良くなったところでどうなる訳でもありませんが、純粋に年頃の女性に興味がありました。これ以上は気持ち悪くならないので大丈夫です。

で、何とかして娘さんと遊びたかった僕は勝負に出ました。彼女が庭先に現れた時に「ファイアーバード!」と叫びながら高速回転したのです。何の鳥なのか、何故回るのか、鳥が自分の名称を叫ぶのか、今思えば様々な疑問が生じますがこれが僕にできる限界でした。これで何とか彼女を引きつけようと思ったのですが、僕の全力の一発芸を見た娘さんは困ったような顔で会釈して去っていきました。内心動揺しましたが、娘さんがいなくなってからすぐやめると好意を持ってたのがバレるので少し長めにファイアーバードをやった後、僕は自己保身のスキップをしながら部屋に退散していきました。

この死芸がクラッシュの軽快なアクションでフラッシュバックし、「あぁ...」となりながらPSPの電源を切りました。僕のデータのクラッシュは今もなお第1ステージのめざめのビーチに横たわっています。

初めに言ったようにクラッシュバンディクー自体はよくできています。実際プレイ中はステージを疾走する爽快感がありましたし、世間の評価も高いです。ただ今回は予期せぬハプニングがあったので5つ☆中トラウマ補正で☆3つです。

 

クラッシュ・バンディクー

クラッシュ・バンディクー