出戻りスプラトゥーン

姉がスプラトゥーンを持って帰ってきた。同棲してた彼氏と婚約していたはずなのだけど、最近実家に戻ってくる頻度が高くなり、とうとうスプラトゥーンを持って荷物を引き上げてきた。詳しくは聞いてないけど慰謝料がスプラトゥーンみたいで面白かった。

前々から面白いと聞いていたので、姉の横でプレイ画面を見てたらいつの間にか自分の部屋に持ち込んでひたすらプレイしていた。スプラトゥーンは簡単に言うと色の陣取りゲームで、シューターと呼ばれる武器を使ってステージを染めていき勝敗を競う。ゲームを始めるといきなりナワバリバトルという対人対戦に参加させられ、飲み会の時と全く同じスタンスで動かず関わらずの姿勢を貫いていたら2時間くらいランクが上がらなかった。

主人公はなんかイカ人間らしく、塗ったインクに潜ることでイカになれる。このイカモードと人間モードの切り替えが気持ちよく、久しぶりにゲーム内に浸るような感覚を味わっている。イカと言えば昔パソコンがイカタコウイルスというものに感染した時に、サポートセンターのお姉さんと敬語でイカタコ言い合ったのがいい思い出なのだが、それとほぼ互角の思い出として残ることになりそうだ。要するに名作なのである。

プレイヤーのホームのような街があり、このホームというジジイみたいな言い方で合ってるのか分からないが、本拠地として買い物や他のプレイヤーと待ち合わせができる。最初はゲームシステムに慣れてもらうためか、ランクが規定以上にならないと武器などを買えない仕様になっている。そんなことを知らずに開始直後に服屋に入り、「イカしてないからお断り」みたいなことを言われたのが現実にあまりに肉迫していて辛かった。街に点々としているプレイヤーたちは、自分のプロフィール欄にメッセージを入力することで周囲に伝言を送ることができる。ほとんどのプレイヤーが「フレンド募集」や「一緒にランク上げします」などのメッセージを公開してる中、「平成狸合戦ぽんぽこ 今夜放映!」と入力してるソリッドなプレイヤーがいた。もはやイカ関係ないし、その日のロードショウで本当にやっていた。

なんかこういう記事だと面白さが伝わってないと思うけど、任天堂の熱意をビシビシ感じるので是非やってみてほしい。

こないだ元カレとのことで珍しく愚痴をこぼしてきた姉に、「復縁は難しいんじゃなイカ?」と言ったらストリートギャングみたいな睨み方された。